いびきの防止策と治療法について
「たかがいびき」と思っても、いびきをかくことによってさまざまな弊害が生じます。いびきをかいて寝ていると、眠りが浅く、熟睡できていない事が多いものです。
熟睡できていないと一日の疲れが取れず、翌朝目が覚めたときに疲労感が残ったりする場合があります。また、よく眠れていないために、睡眠不足により昼間眠気が襲ってきたり、集中力を欠いたりしてしまいます。
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」であるときは、特に日中眠気が襲ってくるので、よく注意すべきです。さらに、いびきをかいていると酸素不足になっている可能性もあります。上気道が狭くなっているときにいびきをかくので、その状態では空気の循環が不十分になってしまっています。空気の循環が十分でないということは、体の中に取り込まれる酸素が足りなくなっていることになります。また、いびきによりもたらされる害は、自分自身にだけあるものではありません。
いびきをかいているということは自分には分かりませんが(聞こえない)、そのいびきを聞いている人、つまり家族や友人にとっては安眠妨害されていることになっていることもあります。音に敏感な人はちょっとした音でも目が覚めてしまう場合があります。一緒に生活している人が音に敏感なときは、生活していくこと自体が難しくなってしまいます。
ある製薬会社がおこなった既婚女性を対象にしたアンケートでも、9割以上のだんなさんがいびきをかいていて、そのうち8割以上の奥さんがいびきについて悩んでいるという結果が出ました。いびきは周りの人にとって騒音であり、迷惑なものなのです。いびきをかいている本人も、一度いびきを指摘されると自分のいびきが気になって人と旅行にいけなくなったり、結婚生活に不安を抱いてしまう人もいます。
